どーも、たっど(@Tad44898586)です。
小学1年生を連れてアメリカ駐在を開始した実体験を元に、現地校入学までの5か月間で実施した事前準備内容を紹介します。
駐在決定までの思考の流れ
三月初旬、上司に呼び出され言われた一言。
「アメリカに駐在して欲しいと思っている。お前のキャリアとしてもいいと思うし、家族も連れて行っていいぞ。」
自分は以前の中国駐在で単身赴任をして辛かった経験があるため、上司は家族についても配慮してもらえたのだと思います。
妻に即電話して相談すると、
すごい!行ってみたい!!
とのこと。その時はテンションが上がってしまいましたが、冷静になると、子供(特に春から小学校一年生になる長女)のことが不安に。。。
しかも、日本人学校やインターナショナルスクールは近くに無く、現地校という選択肢しかありませんでした。
駐在を引き受けた場合の渡米時期は9月頭、準備期間は5か月間しかありません。
子供の反応は当然、
やだ!怖いし、行きたくない!
子供に対し、かけなくてもいい負荷をかけることになるのではないかとすごく悩みました。
その後も夫婦で会話をし、
子供にとっても貴重な経験になる
きっと辛いことも乗り越えてくれる
小学校低学年はタイミング的には最適
という考えになり、駐在を引き受けることにしました。
自分の様に下命から渡米までの期間が短かい人の方が一般的だと思うので、日ごろから子供に英語教育をする準備を整えておくことが大事です。
以下で”無料体験有” ”低コストで継続可能” “親の負担が少ない” 子供向オンライン英会話のおススメを紹介しているので、こちらも参考にしてもらえると嬉しいです。
渡米準備
実際に娘を現地校に通わせてみて、事前準備として重要だと感じたことは
1.親子で現地校生活イメージを膨らませる
2.子供にアメリカでの生活は楽しい、怖くないと思ってもらうこと
3.可能な限りいい学校を選ぶこと
でした。そのために実施したことを紹介していきたいと思います。
写真は渡米後にスクールバスを「かっこいい!」と眺める息子です(笑)
情報収集
経験者のブログ読込み
まずは子連れでアメリカ駐在を経験した方々のブログを読み漁りました。
親側の意見を求めて検索をしたのですが、実際に連れていかれた子供(帰国子女)の方のブログも、子供目線の意見が非常に参考になりました!
(皆さん大変な思いをしています。。。)
社内での駐在経験者に聞込み
社内で以前同じ地域に駐在されていた方に現地の情報を聞きに回りました。
ブログは幅広い情報が見れますが、やはり住む地域を知っている人の意見は非常に参考になります。
海外子女教育振興財団での情報収集
公共財団法人である海外子女教育振興財団という機関があります。
有料で東京、大阪、名古屋での開催のみですが、現地校入学のための親子教室が開講されています。(2019年の状況)
アメリカの現地校ってどんなところか?どんな準備が必要か?をビデオ等で具体的に教えてくれます。
親用、子供用それぞれ2日間の教室があり、両方受講することでイメージが湧きました!
クラス | 内容 |
親クラス | 住居選択や学校選択時のチェックポイント、転入学の手続き、ESLプログラム、学校行事、親のボランティア活動など |
子供クラス | アメリカの学校生活、学校行事、転入後にすぐ使える英語、お金の使い方、ランチの買い方、帰国生との懇親会など |
また、講習に参加することで、これから渡米する同じ環境の子供、家族と話すことができるので情報や不安の共有ができました。
そこで、近い地域に行く家族と出会えれば一番安心だと思います。
(うちの場合、残念ながらいませんでしたが)
なるほど!と思ったことは、単語帳に必要な英文と日本語を書いたサバイバルメモを作ること。
登校初日に首にぶら下げて行かせたのですが、お守りの様に使わなくても持っていることで安心できたと言っています。
英語学習
駐在を決めた時点で、子供はアルファベットも知らず全く英語ができませんでした。
そのため、事前に少しでも英語に慣れる様に以下を実施しました。
外国人の家庭教師を付ける
まずはネットでネイティブの外国人家庭教師を頼みました。
週一回、Phonics中心でアルファベットと発音を勉強していました。
英語の勉強以上に外国人に慣れるということがメリットだったかもしれません。
渡航前子ども英語教室を受講
先ほどの海外子女教育振興財団で実施している渡航前子ども英語教室を受講しました。
「最初の1ヶ月」を乗り切るためのサバイバル・イングリッシュと、英語を読むための基本をゲーム等も交えて教えてくれます。
一般的に現地校に入った子供が続く緊張期は半年程度と言われているそうです。
その緊張期を乗り切るための術を具体的に教えてくれます。
2日間のコースで、渡米2か月前に受講したのですが、娘はこの講義が一番ためになったと言っています。
無料体験も豊富な子供用のおススメオンライン英会話は以下で紹介しています。
学校、住居決定
アメリカでは、住むエリアで学校が決まるため、住居選びは行きたい学校に通えるところを選ぶことが基本です。そのため、学校→住居の順で選びました。
学校検索
公立校(K-12)のランクはネット上に公開されています。
様々なサイトがありますが、私は以下のSchool Diggerを使用しました。
以下の様に、学区(School District)を指定すると地図上に情報が表示されます。
通わせたい学校をいくつかピックアップしてから、各学校の詳細を調べに行きました。
学校調査
学校の詳細としては、学力レベル、構成人種、ESL(英語学習者の支援)有無等をネットで調べることができます。
日本人が通っているのか?が気になっていましたが、問合わせてもアジア系が何パーセントということしか教えてもらえませんでした。
また、ESLについてはどの言語を使ってESLが開かれているのかを確認した方が良いと思います。
私の場合は、どの学校もスペイン語で教えてくれるESLしかありませんでした。。。
また、可能な限り現地の方(先任者、不動産屋)に、学校の評判も聞きました。
住居調査
候補の学校がいくつか決まったら、不動産屋さんにこの学校に通える家を紹介してくださいとお願いをしました。
ご想像通り、学校のレベルが高い=家賃も高いことが多いです。
理由は簡単で、家賃が高い→住んでいる人の収入が高い→地域の税収が高い→教育費に回せる予算が多い→学力があがるからですね。
私は会社の住宅手当の上限を事前に確認して、範囲内に入る家賃で検討しました。
最後に
私が小学生の娘をアメリカ現地校に通わせた経験から、事前準備をした内容を紹介しました。
親も子供も不安がたくさんあると思いますので、少しでもこれから子供を連れて渡米する誰かの役に立ったらいいなと思っています。
実際の現地校登校初日に関する記事は以下になります。(号泣しました。。。)
また、こちらでは実体験から、海外移住時に日本から持参した方が良いものをまとめています。
ありがとうございました!
コメント